鍋のトレンド2017!昨年検索された鍋は!?

こんにちは、クックパッド「トレンド調査ラボ」です。

レシピ数280万品以上(*1)、月間利用者数 約6,000万人(*2)が利用する日本最大のレシピサービス「クックパッド」には、日々、大量の検索・アクセスログデータが蓄積されています。

トレンド調査ラボでは、こうした検索データを分析できる「たべみる」というサービスを提供しています。

メニューや材料だけではなく、食材・地域・季節・食シーン(”誕生日”や”運動会”など)といった様々な切り口の検索状況もわかるため、生活者の真のニーズが可視化できる仕組みです。

今回は、「たべみる」を利用して「2017年の鍋のトレンド」について分析を行いました。

2017年に検索が急増したトレンド「鍋」。

2017年、検索数を大幅に伸ばしたのが「ピェンロー鍋」と「麻婆豆腐鍋」です。2017年はテレビ番組で取り上げられるなどもし、検索数は「ピェンロー鍋」が前年比414%増、「麻婆豆腐鍋」が前年比2367%増となっています。

「麻婆豆腐鍋」は市販の麻婆豆腐の素を使えば特別な調味料などもいらず簡単、「ピェンロー鍋」もメインとなる材料は白菜と豚肉のみ、そしてなんといっても元となるスープは干しシイタケの戻し汁と至ってシンプル!簡単なのに美味しいというのが人気の理由の1つのようです。

「白だし」が鍋のベースとして人気上昇中!

鍋の要であるダシ。醤油ベース、味噌ベース、鶏ガラベースであったり、豆乳ベースなんてものもありますよね。そんな鍋ダシですが、近年「白だし」の検索数が伸びてきています。かつお節や昆布などからとった出汁に白醤油・薄口醤油・砂糖・みりんなどを加えて作った調味料の「白だし」は、それ1本だけで味が決まる万能調味料。鍋のベースとしても人気上昇中です。

※「鍋」の組み合わせキーワード検索数の内「調味料」のランキング
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ダシと言えば、最近徐々に広まりつつあるのが「煎り酒」。2017年のSI値は前年比161%となっています。古来より広く用いられていた調理量ですが、江戸時代に醤油が普及したことにより利用が減りました。「煎り酒」とは日本酒と梅干しなどを煮詰めて作った万能調理量。今再び注目されています。素材の風味を生かすさっぱりとした味の「煎り酒」は、白身魚との相性が良い調味料です。2018年は「煎り酒」を使った鍋のレシピも登場してくるかもしれません。

「鍋」の検索数は下がっている!?

野菜がたくさん摂取でき、難しい工程もいらない時短料理として人気の「鍋」ですが、実は検索頻度はダウン傾向にあります。2017年と2012年の年間SI値を比較すると77%となっております。これは葉物野菜の値段高騰が影響の一つと考えられます。

鍋の人気材料は・・・

検索頻度はダウン傾向にあるとはいえ、まだまだ冬の人気料理である「鍋」。2017年11月の月間SI値ランキングでは、2位「白菜」、3位「大根」、4位「キャベツ」と「鍋」の定番材料が並び、21位には「鍋」が登場します。
「鍋」の検索は9月から徐々に増え始め、10月~11月にかけて1年間の中で検索のピークを迎えます。

※「鍋」の月別検索数(SI値)
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鍋の材料として人気がある野菜は、晩秋から冬にかけて旬である「白菜」や「大根」、また、年間を通じて「キャベツ」も人気です。

鍋の定番食材である葉物野菜の値段高騰の影響もあり、年間を通じて手に取りやすい価格である「モヤシ」の人気が年々高まっています。もやしを主役とし豚肉と組み合わせた「もやし鍋」」が人気で、2017年における検索数は2015年から比較すると193%増となっています。

※「鍋」の組み合わせキーワード検索数ランキング
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組み合わせ順位TOP100に2016年から浮上し、引き続き検索数を伸ばしている食材が「レモン」と「カマンベールチーズ」です。
大量の輪切りレモンが敷き詰められた「レモン鍋」、「カマンベールチーズ」を丸ごと一つ入れた「カマンベールチーズ鍋」、いずれもSNS映えする鍋として人気です。
「レモン鍋」が前年比154%増、「カマンベールチーズ鍋」は前年比199%増と、いずれも検索数を伸ばしています。

来年はどんな鍋が流行るのか・・・。このように、クックパッドの検索データからは、食材やメニューのトレンドを垣間見ることができます。

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クックパッドトレンド調査ラボでは、今後もクックパッドに集まるデータを、分析・活用することで、料理や食文化の面白さをお伝えしていきます。
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明日の食ニーズがわかる法人向けデータ分析ツール「たべみる

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*1 レシピ数280万品以上(2018年1月末)
*2 月間利用者数 約6,000万人(2017年の平均値)
*3 日本最大の料理レシピサービス「クックパッド」の検索・アクセスログデータを活用した、明日の食が見えるビッグデータサービスです。食材・地域・季節・食シーン(”誕生日”や”運動会”など)といった様々な切り口で分析を行うことができ、食品製造業・流通業・小売業の企業さまの多くにご活用いただいています。

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